職場での心身のストレスは月経不順の発生リスクを高める(プレスリリース)
大阪大学大学院医学系研究科の大学院生 松村雄一朗さん(博士課程)と大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターの山本陵平教授らの研究グループは、2019〜2021年度にストレスチェックを受けた大阪大学の女性教職員2,078人を2022年度まで追跡し、ストレスチェックの結果と月経不順の関連を調査しました。その結果、ストレスチェックの3領域(仕事のストレス要因(A項目)、心身のストレス反応(B項目)、周囲のサポート(C項目)のうち、心身のストレス反応の点数が高くなるにつれ、月経不順の発生リスクが高まることが分かりました。この研究成果は、職場環境改善によるストレス軽減が、月経不順発生の予防に繋がる可能性を示唆するものです。今後、職場でのストレス対策の重要性について議論が高まることが期待されます。
詳細は大阪大学ResOUをご参照下さい。
大阪大学ResOU https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20241018_1