(1) 研究期間
倫理審査委員会承認後~2026年3月31日
(2)研究代表者・所属・身分
中西香織 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター保健管理部門 講師
(3)目的及び意義
近年、受動喫煙が原因と考えられる死亡者数の増加、加熱式タバコや電子タバコなどの新型タバコ使用による健康障害といった新たな喫煙問題が指摘されています。
しかし、受動喫煙曝露や新型タバコ使用に関して客観的な指標となるものが乏しく、その程度を評価することは非常に難しいのが現状です。本研究では定期健康診断の健診データや余剰血清検体を利用することで、受動喫煙曝露や新型タバコ使用の程度、および、それらによる健康障害を予測するバイオマーカーを解明することを目的とします。
(4)研究対象者
2016年度以降に大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターにおいて職員健診を受診した大阪大学職員
(5)研究に利用予定の試料・情報
(1) 職員健診において実施された血液検査、尿検査、理学所見、生活習慣に関する問診などの全測定項目
(2) 職員健診時の採血による余剰血清検体(包括同意取得済みの試料のみ)
(3) ストレスチェックデータ
(6)個人情報の取り扱い
個人情報の保護、プライバシーの尊重に努力し、最大限の注意を払います。得られたデータは個人を識別することができる項目を削除し、どなたのものか分からないよう匿名化した上で解析を行います。その結果に意義があれば、学会や論文誌などで発表する予定です。
(7)問い合わせ先
本研究の詳細情報の提供を希望される方、あるいは本研究の研究対象からの除外を希望される方は、下記までご連絡下さい。
大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター保健管理部門講師 中西香織
E-mail:k-nakanishi[あっと]hacc.osaka-u.ac.jp ※[あっと]は@に変えてください。