センター長挨拶

 キャンパスライフ健康支援・相談センターは、大阪大学の学生・教職員に対する健康支援、メンタルヘルス支援、障がい者支援、ハラスメント相談などを行う組織として、それまでこれらの役割を分担してきた(旧)キャンパスライフ健康支援センターと(旧)ハラスメント相談室が令和3年11月に統合され、発足しました。当センターでは医師、カウンセラー、コーディネーター、そしてメディカルスタッフなどが、保健管理部門、相談支援部門、ハラスメント相談室に所属し、それぞれの専門性を生かしながら構成員の心身や修学・職場環境に関わる幅広い支援を提供するため日々努めております。

 心身の健康や修学・職場環境は、学業、研究・教育、業務遂行にあたっての重要な基盤となるものです。大阪大学の構成員がそれぞれの立場でよいパフォーマンスを達成するためには、良好な心身のコンディションや修学・職場環境を保つことが肝要です。私どもセンターはそのお手伝いをする支援者として、保健管理業務(健康診断の実施とその事後措置、健康相談、診療など)、相談支援業務(学生相談、アクセシビリティ支援、なんでも相談、教職員相談など)、ハラスメント相談業務を担当しております。全学的な活動として、保健管理部門は産業医活動(豊中、吹田、箕面、病院地区)を担い、相談支援部門は全学の相談支援の中核部門として、各部局の相談窓口やキャリアセンター、国際教育交流センター等との連携にも注力しています。また、ハラスメント相談室は相談のみならずハラスメントを予防する啓発活動等を担っています。私たちはこれらの活動を通じて、皆さまの心身の状態や修学・職場環境を良好に保ち、構成員各自のご活躍、そして大阪大学の発展の一助となることを心から願っております。

 大阪大学には豊中、吹田、箕面の3キャンパスが存在しますが、センターはいずれのキャンパスにも設置されています。センターでは学生・教職員の皆さまは大阪大学という共同体におけるファミリーであるとの立場で、皆さまとフラットな関係性の中で相談・支援・診療を行っています。体調が悪い、眠れない、人間関係に悩んでいる、学業や就業がうまくいかず将来が見えない、などの悩みを抱えた学生さんや教職員の皆さま、一人で悩まないで是非ともキャンパスライフ健康支援・相談センターをご利用下さい。

キャンパスライフ健康支援・相談センター 太刀掛 俊之