障害のある生徒がスムーズに大学生活をスタートさせるためにはどんなことが必要になるのでしょうか。障害のある生徒の立場からすれば、実際に大学生活を始める前に、そこで生じる困難を予想して、自身の支援ニーズを表明することは簡単なことではありません。
本プログラムでは、大学生活や利用できる支援について情報提供し、参加生徒が支援を利用するうえで選択肢を得る機会とします。なお、本プログラムを効果的に実施するために、身体障害プログラムは京都大学で、発達障害プログラムは大阪大学で実施します。
>>概要(PDF)
>>チラシ(PDF)
1.日時:
2021年3月15日(月)10:00-16:00(受付開始 9:30-)
2.対象:
障害のある高校3年生・高等部3年生
※午前の全体(公開)セッションについては、障害のある高校及び高等部1年生・2年生、教員及び教育委員会等の関係者、障害のある高校生の保護者、支援機関・医療機関等の関係者などにも参加していただくことが可能です。
3.定員・場所:
・身体障害プログラム 10人
京都大学 吉田キャンパス 百周年時計台記念館
(所在地:京都府京都市左京区吉田本町 京都大学吉田キャンパス構内)
・発達障害プログラム 20人
大阪大学 豊中キャンパス 共通教育棟
(所在地:大阪府豊中市待兼山町 大阪大学豊中キャンパス構内)
4.プログラム:
9:30 受付開始
10:00-11:30 全体(公開)セッション(オンライン配信)
※午後の参加者は、それぞれの参加大学の講義室等で受講。
『障害のある大学生の学びと支援-入学前に知っておきたいこと』
セミナー形式で大学生活の過ごし方や支援について情報提供します
11:30-11:45 午後のプログラムの説明 ※午後の参加者のみが対象です。
11:45-13:00 昼休憩
13:00-16:00 種別セッション
ワークショップ形式で大学での学びや支援を考えます
■身体障害プログラム(京都大学)
支援を知る:どのような支援方法があるか紹介します。今まで使ったことない方法が見つかるかもしれません。
支援を使う:模擬授業とふりかえりを繰り返して行います。いろいろな方法を試してみましょう。
支援を考える:体験をもとに、自分に合った支援の方法を考えてみましょう。
■発達障害プログラム(大阪大学)
review:全体セッションで学んだ内容をふりかえり、理解を深めましょう
image:先輩学生から、支援を活用した体験談を聞き、リアルな支援を知りましょう
simulate:課題を解決するために必要な支援は何か、具体的に考えてみましょう
5.申込方法:
Googleフォーム(https://forms.gle/fps4TLqnVery7FWd9)から登録
※締め切りは2021年2月26日(金)まで。定員になり次第、受付を終了します。
※締め切りを2021年3月11日(木)に延長しました。
6.留意事項:
午後の種別セッションの参加申し込みあたっては、以下の事項を必ずご確認ください。
・参加申し込みは必ず参加者本人が行っていただき、連絡先等も本人のものをご記入ください。何らかの事情で難しい場合は事前にご相談ください。
・午前中の全体(公開)セッションから参加していただきます。原則として、途中からの参加や途中までの参加はできません。
・種別セッションでは、グループでの活動を行う場合があるため、グループ活動の参加に不安がある方は事前にご相談ください。
・ご自身及び他の参加者に安心してご参加いただくために、健康上の留意点、又自傷および他害行為の心配がある方は事前にご相談ください。
・種別セッションには付き添いの教員や保護者の参加はできません。介助者等が必要になる場合は事前にご相談ください。
7.その他:
主催:高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)
共催:京都大学障害学生支援ルーム、大阪大学キャンパスライフ健康支援センター
協力:障害と高等教育に関するプラットフォーム(PHED)
問合せ先
京都大学 高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)事務局
電話:075-753-5707
E-mail:heap@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp