体成分分析に基づく肥満症の病態解明

(1) 研究期間

2022年5月13日~2025年3月31日(倫理審査委員会承認日:2022年3月24日)

(2)研究代表者・所属・身分

石橋千咲 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター保健管理部門 助教

(3)目的及び意義

肥満者は世界的に増加傾向にあり、特に近年、肥満もしくは体脂肪の増加とサルコペニア(骨格筋量減少および筋力低下)を併せ持つ「サルコペニア肥満」と呼ばれる病態が健康に及ぼす悪影響が注目されています。
しかしながら、サルコペニア肥満の定義は未だ定まったものはなく、職域健診でのデータが乏しいのが現状です。
本研究では、この病態が深く関わるバイオマーカーを解明し、生活習慣を含む臨床指標との関連を縦断的・横断的に明らかにすることを目的とします。

(4)研究対象者

2022年度以降に大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターにおいて職員健診を受検する大阪大学職員

(5)研究に利用予定の試料・情報

(1) 職員健診において実施された血液検査、尿検査、理学所見、生活習慣に関する問診などの全測定項目、ストレスチェックデータ
(2) 職員健診時の採血による余剰血清検体(包括同意取得済みの試料のみ)
(3) 職員健診時に任意で実施した体成分測定、握力測定、指輪っかテストのデータ(口頭による同意取得済みの情報のみ)

(6)個人情報の取り扱い

個人情報の保護に最大限の注意を払います。個人情報は匿名化した上で解析を行います。

(7)問い合わせ先

本研究の詳細情報の提供を希望される方、あるいは本研究の研究対象からの除外を希望される方は、下記までご連絡下さい。

大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター保健管理部門助教 石橋千咲
E-mail:cishibashi[あっと]hacc.osaka-u.ac.jp ※[あっと]は@に変えてください。