(1) 目的及び意義
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染により生じるCOVID-19において、感染後の経過は多様である。重症化リスクとして、喫煙などの生活習慣、肥満・糖尿病・高血圧などの基礎疾患が知られているが、その機序は明らかとなっていない。感染リスクや重症化リスクを予測する因子(バイオマーカー)を同定することは、COVID-19の病態を理解し制御する上で重要と考える。本研究では、キャンパスライフ健康支援センター管理の血液検体を使用し、健診データを照合・追跡調査することにより、既知のリスク要因に関連する新たなバイオマーカーを同定することを目的とする。
(2)研究代表者・所属・身分
長友 泉 大阪大学キャンパスライフ健康支援センター保健管理部門 ・ 教授
(3)研究対象者
2013年度から2018年度に大阪大学キャンパスライフ健康支援センター保健管理部門において職員健診を受診した大阪大学職員
(4)研究対象項目
職員健診において実施された血液検査、尿検査、理学所見、生活習慣に関する問診などの全測定項目
(5)研究実施場所
個人情報が削除され、連結可能匿名化された研究対象項目データが、下記施設の研究分担者に提供され、統計解析が行われる。
大阪大学キャンパスライフ健康支援センター保健管理部門
(6)問い合わせ先
本研究の詳細情報の提供を希望される方、あるいは本研究の研究対象からの除外を希望される方は、下記までご連絡下さい。
<本研究の事務局>
大阪大学キャンパスライフ健康支援センター保健管理部門
長友 泉 大阪大学キャンパスライフ健康支援センター保健管理部門・教授
E-mail: iznagatomo[あっと]hacc.osaka-u.ac.jp ※[あっと]は@に変えてください。