~大阪府 60 万人規模の健診ビッグデータで生活習慣病因子の因果関係を読みとく新技術~
当センターの土岐博特任教授らの研究グループ(受託研究代表者:守山敏樹センター長)は、帝京大学大学院医療技術学研究科診療放射線学専攻の古徳純一教授らの研究グループとの共同研究において、大阪府の 60 万人規模の個人が確定できないように個人情報を削除した健康診断データ(大阪府保険者協議会及び大阪府国民健康保険団体連合会提供)から生活習慣病の原因因子など自動的に因果関係を推定できる人工知能を開発しました。
この研究成果は、医療ビッグデータ解析において、今後の AI 技術応用のキーとなる研究であり、生活習慣病を始め、様々な疾患を防ぐためのエビデンスに基づいた保健指導などへの活用も期待されます。
この研究成果は日本時間 2020 年 12 月 24 日 4 時付(米国東部時間 2020 年 12 月 23 日 14 時付)で米国科学誌「PLOS ONE」に掲載されます。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。