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ピア便り 2021年年度 11月号 発行のお知らせ

ピア便り 2021年年度 11月号 発行のお知らせ

ピアとも」の活動をもっと広く知っていただくため、ピア・アドバイザーが中心となって「ピア便り」を作成、発行しています。
ピア便り 2021年年度11月号が発行できましたので,是非ご覧ください。

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(リリース)抗肥満因子の血中濃度は生活習慣により変化することが明らかに

朝食抜き、毎日飲酒、喫煙などの生活習慣に要注意

研究成果のポイント

概要

 大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターの中西香織講師、瀧原圭子教授らの研究グループは、「朝食をあまり食べない」、「毎日飲酒する」、「喫煙習慣がある」などの生活習慣が抗肥満作用をもつ因子
として知られている線維芽細胞増殖因子(FGF)21 の血中濃度を変化させることを発見しました。

 これまでFGF21 は、肥満・加齢などで血中濃度が上昇することは知られていましたが、生活習慣との関連については解明されていませんでした。

 今回の研究では、血清FGF21 値と生活習慣の関連を調査し、朝食の摂取頻度、飲酒頻度、喫煙習慣などの生活習慣が血清FGF21 値を変化させることを明らかにしました。

 本研究成果は、国際科学誌「Scientific Reports」に、11 月19 日(金)に公開されました。

詳細については、こちらのPDFファイルをご参照ください。

【用語解説】
*1 線維芽細胞増殖因子(FGF)21
FGF21 はFGF19 やFGF23 と共にホルモン様の作用を持つFGF19 サブファミリーに属しています。FGF21 は糖脂質代謝を改善するなどの抗肥満症効果を持つことから、2 型糖尿病やアルコー
ル性脂肪肝炎(NASH)などの肥満関連疾患の新しい治療戦略として期待されています。

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ピア便り 2021年年度12月号 発行のお知らせ

ピア便り 2021年年度 12月号 発行のお知らせ

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【ZOOM開催】2021年を振り返ろうの会(ゆるりとピアサロンPart7)

キャンパスライフ健康支援・相談センター相談支援部門“ピアとも”(ピア相談室)では、学生同士の交流の場としてイベント「ゆるりとピアサロン」を開催しています。気楽な雰囲気で、自由に話せるような場づくりを目指しています。

12月17日(金)にオンライン(Web会議サービスZOOM)にて
「2021年を振り返ろうの会」を開催します。

①今年もあっという間でしたね。皆さんにとってどんな1年でしたか??
今年を振り返り、年末・新年を迎える準備をしてみませんか。今年の出来事や経験、来年の目標ややってみたいことなど、自由に雑談しましょう(^^)
②ぴあ相談員2名が進行しますので、安心してご参加いただけます。
※参加者の方に意見や感想を求める場面があります。気楽に、でも少し勇気を出して、スタッフや他の参加者さんと話せる雰囲気を作っていきます。
※添付ファイルのチラシ(PDF)もご覧ください。

【概要】
●日時:令和3年12月17日(金) 13:30~15:00
●場所:Web会議サービス「Zoom」(詳細は参加者に後日説明)
※授業の合間等の場合、豊中学生交流棟3階会議室(304号室)から、ご持参いただいたPCにてZOOMでご参加頂けます。ご希望の方は申込時にお知らせください。
●対象:本学学生の方(運営の都合上6人を定員とさせていただきます。)
●参加費:無料
●準備物 お菓子・お飲み物など自由です!
●申し込み:メールにてご連絡ください!
①お名前②学籍番号③学部/研究科④学年⑤連絡先を明記の上、
seikatsu-stu【at】ml.office.osaka-u.ac.jpまで
※【at】→アットマークに変更してください。
●申し込み期限:12月14日(火)まで
※件名を「2021年を振り返ろうの会」にして下さい。
★障がい等で何らかの配慮が必要な方はお申し込みの際にお早めにご相談ください。
★当イベントで得られた個人情報は本企画のみで使用し、他の目的には使用しません。

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(リリース)生活習慣病の発症確率を予測する AI を開発~府民向けアプリ「アスマイル」~

大阪府の健診等ビッグデータを活用

健康づくりを応援する府民向けアプリ「アスマイル」に 搭載

研究成果のポイント

概要

大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センターの土岐博特任教授・山本陵平准教授らの研究グループは、大阪府域の市町村国民健康保険被保険者の健診等ビッグデータ*2 を活用して、機械学習*3(AI)を行い、国保被保険者に対する 3 疾病の発症確率の予測モデルを構築しました。これまでは大規模な健診データ等が入手できないことで、精度・信頼性の高いAIを作成することはできず、都道府県レベルでの本格的な社会実装は難しい状態でした。3大生活習慣病である糖尿病・脂質異常症・高血圧は心筋梗塞や腎臓病などの重篤な病気の引き金になるので、これらの疾病の発症確率を事前に把握することで、個々の努力により発症を抑制することが可能です。生活習慣病は個人の日常生活が直接反映されるので、発症確率を知ることで日常生活を改善し、健康状態を保つことが期待できます。

詳細については、こちらのPDFファイルをご参照ください。

【用語解説】

*1 アスマイル
大阪府が開発したスマートフォンのアプリでは毎日の歩数や体重、血圧などが記録されます。国保加入者は健診結果も自動的に記録されます。毎日掲載される健康に関する記事も健康に対する留意点を教えてくれます。大阪府民に寄り添って、府民一人一人が自律的に健康を推進することを目的としたアプリです。

*2 健診等ビッグデータ
日本では 40 歳から74歳までの国民は特定健診を受診するように推奨されています。大阪府では大阪府国保連合会に国保被保険者の健診データやレセプトなどが集められており、個人情報が削除
されたビッグデータは病気発症の基礎データとなるし、その後どのように大きな病気にまで発展するかを知ることができます。

*3 機械学習
コンピュータが日常になった現在では、健診データなどが電子化されてビッグデータが蓄積されます。このようなビッグデータから意味のある情報を引き出す技術を機械学習と呼び、最近ではいく
つもの有能な機械学習の方法が開発されています。