~ 大阪大学職員 1 万人の定期健康診断データを用いた疫学研究 ~
当センターの山本陵平准教授と同大学大学院医学系研究科腎臓内科学の猪阪善隆教授の研究グループにより、朝食あるいは夕食を食べない女性は蛋白尿のリスクが高いことが明らかになりました。
【研究成果のポイント】
●大阪大学職員の定期健康診断において、朝食・夕食をほぼ毎日食べると回答した女性と比較して、そうでないと回答した女性の蛋白尿のリスクは、1.3〜1.5 倍上昇していた。
● 朝食を食べないことは、メタボリック症候群、糖尿病、心血管系疾患などの生活習慣病のリスクであるが、腎臓病との関係は明らかではなかった。また、昼食・夕食の摂取頻度と生活習慣病・腎臓病の関係はこれまでほとんど報告されていない。
●本研究成果は、朝食と夕食をしっかり食べる生活リズムを維持することが腎臓病の予防につながる可能性があることを示唆する。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。