大阪大学キャンパスライフ健康支援センターの種池学助教、瀧原圭子教授らの研究グループは、大学院医学系研究科循環器内科学坂田泰史教授らとの共同研究で、老化関連分子として知られているαクロトーの血中濃度が重症心不全患者における新たな治療反応性予測因子であることを世界で初めて明らかにしました。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
大阪大学キャンパスライフ健康支援センターの種池学助教、瀧原圭子教授らの研究グループは、大学院医学系研究科循環器内科学坂田泰史教授らとの共同研究で、老化関連分子として知られているαクロトーの血中濃度が重症心不全患者における新たな治療反応性予測因子であることを世界で初めて明らかにしました。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
当センターの中西香織助教、瀧原圭子教授らの研究グループはストレスや睡眠の質が老化関連分子として知られているαクロトーの血中濃度を変化させることを発見しました。慢性的なストレスは様々な疾患や健康障害を増悪させるリスク因子であり、現代社会において大きな問題となっていますが、これまでストレスに対して確立されたバイオマーカーは明らかにはなっていませんでした。
今回の研究でストレスや睡眠の質がαクロトーの血中濃度を変化させることを明らかにしました。また、ストレスとの関係性において、αクロトーは心理的ストレスの尺度として用いられているKessler6(K6)スコアと同様の傾向を示していることも発見しました。
これにより、血清αクロトーはストレスの客観的な指標となるバイオマーカーとして利用できる可能性が示唆されました。
本研究成果は、米国科学誌「Journal of Investigative Medicine」に、7月19日(金)(米国時間)に公開されました。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
日本の研究.comでも紹介されています。
2019年8月26日NHKのニュースでテレビ報道されました。
NHKの科学と文化の紹介ページ サイカル journal で詳しく紹介されています。