大阪大学職員10,819人の職員健診データの解析結果
大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学の大学院生の尾崎晋吾さん(博士課程)とキャンパスライフ健康支援・相談センターの山本陵平准教授らの研究グループは、大阪大学の職員健診データを用いて、「野菜は好きですか」という質問に「嫌う」と回答した職員は蛋白尿のリスクが高いことを明らかにしました。
研究成果のポイント
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学の大学院生の尾崎晋吾さん(博士課程)とキャンパスライフ健康支援・相談センターの山本陵平准教授らの研究グループは、大阪大学の職員健診データを用いて、「野菜は好きですか」という質問に「嫌う」と回答した職員は蛋白尿のリスクが高いことを明らかにしました。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
キャンパスライフ健康支援センターとハラスメント相談室は2021年11月1日をもって統合し、キャンパスライフ健康支援・相談センターとして業務を行います。当センターのホームページ内容については随時更新をしていく予定です。
大阪大学キャンパスライフ健康支援センターの芦村龍一特任助教と山本陵平准教授らの研究グループは、大阪府寝屋川市と共同で、健診でも医療機関でも腎臓の検査を受けていない高齢男性は、透析のリスクが高いことを明らかにしました。
これまで、健診を受けていないことは死亡のリスクであることが報告されていますが、透析治療が必要な末期腎不全に及ぼす影響は不明でした。
本研究グループは、寝屋川市の国民健康保険と後期高齢者医療制度の加入者69,147人を5年間追跡した結果、過去1年間に健診を受けた人と比較して、健診でも医療機関でも腎臓の検査を受けていない人は、透析に至るリスクが高く(男性1.66倍、女性1.51倍)、特に75歳以上の高齢男性では、健診でも医療機関でも腎臓の検査を受けていない人の透析のリスクは2.72倍に上昇していることが明らかになりました。これにより、末期腎不全を予防する上で、健診でも医療機関でも腎臓の検査を受けていない高齢男性は、健診の受診勧奨の重点対象候補となることが期待されます。
本研究成果は、国際科学誌「Scientific Reports」に、10月26日(火)18時(日本時間)に公開されました。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
大阪大学キャンパスライフ健康支援センターの山本陵平准教授と守山敏樹教授らの研究グループは、一人住まいの大学生は肥満のリスクが高いことを明らかにしました。一人住まいは、中高年層における肥満などの生活習慣病や死亡のリスクであることが知られていました。一方、若年層において一人住まいと肥満の関連はよくわかっていませんでした。今回山本准教授らの研究グループは、2007-2015年度に大阪大学に入学した学生26,394人の入学後6年間の学生健診データを利用して、入学時の居住形態別の肥満のリスクを評価した結果、一人住まいの学生のリスクが高いことを明らかにしました。
本研究成果は、米国科学誌「Journal of American College Health」に、9月29日に公開されました。
詳細については、阪大公式サイト(プレスリリース)に掲載しています。
10月25日のNHK NEWSで取り上げられました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211025/2000052937.html (リンク先の掲載終了)