キャンパスライフ健康支援・相談センターの取り組み
キャンパスライフ健康支援・相談センターでは、新型コロナウイルス感染症について様々な取り組みを行っています。また、その他のVPD(Vaccine Preventable Diseases)、すなわち「ワクチンで防げる病気」についても、*NPO法人健康推進研究会と連携して取り組んでいます。
キャンパスライフ健康支援・相談センター 保健管理部門 長友 泉
*NPO法人健康推進研究会(SCCRE・エスキュール)…当センター内にあるNPO法人です。
新型コロナワクチンの追加(3回目)接種について
本学の学生及び本学キャンパス内で勤務している方が対象です。実施日時、予約方法等の詳細については以下のURLや学内通知をご覧ください。接種には自治体(市町村)から送付される「接種券」が必要です。
現在の流行の中心はオミクロン株ですが、追加(3回目)接種により、感染予防効果や重症化予防効果を高めることが出来ます。3回目接種後の副反応は、おおむね1・2回目と同様の症状であると報告されています。ご自身を守るために、また、家族など周囲の人を守るために、ぜひ前向きに接種を検討して下さい。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)などでお悩みの皆様へ
新型コロナウイルス感染症の大きな特徴は、感染性が消失し急性期の主な症状は回復したにも関わらず、“後遺症”と呼ばれるような多彩な症状が数ヶ月以上に渡って持続(あるいは反復)するケースがあることです。代表的な症状は、全身症状(倦怠感や筋肉痛など)、呼吸器症状(咳や息切れなど)、精神・神経症状(集中力低下や不眠など)、その他の症状(味覚・嗅覚障害、動悸、下痢など)です。そのメカニズムは不明な点が多く、これからの課題です。また、発症から時間が経つほど症状の発現率は低下するので、時間の経過とともにその大半は改善すると考えられますが、一部残った症状が更に長期の経過でどのように推移するかも今後の検討課題です。
当センターでは、これらの症状が持続していて、「医療機関を受診する方が良いのかな?その場合、どこに受診すれば良いのかな?」と考えている学生・職員に対しても、相談に応じています。また、その内容や程度によっては、医療機関への橋渡しを致します。気兼ねなくご連絡ください。
VPDについて
「ワクチンで予防できる病気」というと、一般的には子供の病気というイメージを持つかもしれませんが、免疫が十分でなければ大人でもかかってしまいます。子供の時に受けるべきワクチンを受けていない場合はもちろんですが、たとえ受けていても、時間経過とともに効果が低くなることがあります。一般的には、年齢やライフスタイルに応じて推奨されるワクチンが決まりますが、学生実習(医療機関や介護施設など)の際に接種が義務付けられるものもあります。これらの様々なVPDについては、適宜情報提供していきますが、質問などあれば当センターに随時ご相談ください。
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