現在、ハラスメント相談室では医療技術補佐員(カウンセラー・非常勤)を公募しています。公募の詳しい内容については公募内容をご覧ください。 応募期限:2022年12月23日(金)(※ ただし、採用者が決定した時点で締め切ります。)
投稿者: nakatani
(リリース)医療ビッグデータ活用により機械学習の優位性を解明
特定健診結果から糖尿病発症確率の高精度予測を可能にする機械学習技術
研究成果のポイント
概要
大阪大学大学院人間科学研究科の大学院生の瀬戸ひろえさん(博士後期課程)、キャンパスライフ健康支援・相談センターの土岐博特任教授らの研究グループは、機械学習が非常に高い精度で糖尿病の発症確率予測に使えることを世界で初めて明らかにしました。
このことにより、特定健診のビッグデータを使って、生活習慣病などの発症確率を高精度で予測するAIモデルを作成することが可能になりました。病気の発症前に個人が発症確率を知ることにより、個人の努力で病気発症を抑制する生活習慣改善の動機とすることができます。これまで糖尿病の発症確率予測においては、古典的な統計モデルと機械学習によるAIモデルでは同等の精度しか出せないと考えられており、機械学習の有用性については解明されていませんでした。
今回、土岐特任教授らの研究グループは、大阪府国保連合会保有の国民健康保険被保険者の健診結果データ(年間で約60万人分のビッグデータ)を活用することにより、糖尿病発症予測において1万をこえるビッグデータでの機械学習の優位性を定量化し、機械学習が健康予測に高精度で適用できることを解明しました。これにより、糖尿病のような生活習慣病の発症確率予測を高い精度で行うことが期待されます。
本研究成果は、英国科学誌「Scientific Reports」に、10月11日(火)18時(日本時間)に公開されます。
詳細については、以下のページをご参照ください。
ResOU
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2022/20221011_1
本学のサイト
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/public-relations/press_release/22/jumajn
年間健診予定表【更新】のお知らせ
年間健診予定表を更新しました。2022/10/4現在
大阪府より『大阪こころナビ』のご案内
大阪府では、不安や悩みを抱える若者を一人でも多く相談窓口につないでいくことを目的に「若年層に向けた自殺予防相談窓口の広報・周知にかかる企画業務」を実施します。
HaCCだより 第3号(2022年3月発行)
キャンパスライフ健康支援・相談センターの取り組み
キャンパスライフ健康支援・相談センターでは、新型コロナウイルス感染症について様々な取り組みを行っています。また、その他のVPD(Vaccine Preventable Diseases)、すなわち「ワクチンで防げる病気」についても、*NPO法人健康推進研究会と連携して取り組んでいます。
キャンパスライフ健康支援・相談センター 保健管理部門 長友 泉
*NPO法人健康推進研究会(SCCRE・エスキュール)…当センター内にあるNPO法人です。
新型コロナワクチンの追加(3回目)接種について
本学の学生及び本学キャンパス内で勤務している方が対象です。実施日時、予約方法等の詳細については以下のURLや学内通知をご覧ください。接種には自治体(市町村)から送付される「接種券」が必要です。
現在の流行の中心はオミクロン株ですが、追加(3回目)接種により、感染予防効果や重症化予防効果を高めることが出来ます。3回目接種後の副反応は、おおむね1・2回目と同様の症状であると報告されています。ご自身を守るために、また、家族など周囲の人を守るために、ぜひ前向きに接種を検討して下さい。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)などでお悩みの皆様へ
新型コロナウイルス感染症の大きな特徴は、感染性が消失し急性期の主な症状は回復したにも関わらず、“後遺症”と呼ばれるような多彩な症状が数ヶ月以上に渡って持続(あるいは反復)するケースがあることです。代表的な症状は、全身症状(倦怠感や筋肉痛など)、呼吸器症状(咳や息切れなど)、精神・神経症状(集中力低下や不眠など)、その他の症状(味覚・嗅覚障害、動悸、下痢など)です。そのメカニズムは不明な点が多く、これからの課題です。また、発症から時間が経つほど症状の発現率は低下するので、時間の経過とともにその大半は改善すると考えられますが、一部残った症状が更に長期の経過でどのように推移するかも今後の検討課題です。
当センターでは、これらの症状が持続していて、「医療機関を受診する方が良いのかな?その場合、どこに受診すれば良いのかな?」と考えている学生・職員に対しても、相談に応じています。また、その内容や程度によっては、医療機関への橋渡しを致します。気兼ねなくご連絡ください。
VPDについて
「ワクチンで予防できる病気」というと、一般的には子供の病気というイメージを持つかもしれませんが、免疫が十分でなければ大人でもかかってしまいます。子供の時に受けるべきワクチンを受けていない場合はもちろんですが、たとえ受けていても、時間経過とともに効果が低くなることがあります。一般的には、年齢やライフスタイルに応じて推奨されるワクチンが決まりますが、学生実習(医療機関や介護施設など)の際に接種が義務付けられるものもあります。これらの様々なVPDについては、適宜情報提供していきますが、質問などあれば当センターに随時ご相談ください。
「よくある質問」ランキング!
1位:相談・診察に費用はかかりますか?健康保険証は必要ですか?
2位:健診で、尿検査で陽性、血圧が高いと言われました。どうしたらいいですか?
3位:健診を受けた内容で相談したいことがあります。どうしたらいいですか?
Twitterやってます!
@hacc_osaka